- けんよう
- I
けんよう【兼用】(1)一つの物を二つ以上の用途にあてること。 また, 一つの物を二人以上の人が使うこと。
「冷暖房~の空調機」「弟と~している部屋」
(2)一つの目的のために二つ以上の物を併せ用いること。「ペンと筆を~して書く」
⇔ 専用IIけんよう【建窯】中国福建省建陽県にあった陶窯。 南宋時代, すぐれた天目茶碗(建盞(ケンサン))を産した。IIIけんよう【犬羊】犬と羊。 また, つまらぬ者のたとえ。IVけんよう【眷養】いつくしみ養うこと。V「御辺は未だ私の~にて, 公方の御恩をも蒙らねば/太平記 10」
けんよう【見様】歌体の一。 物を見たままに淡々と表現すること。 また, その歌。VIけんよう【険要】地勢がけわしくて, 敵を防ぐのに都合のよいこと。 また, そのさまやそういう地勢。 要害。VII「~の地」
けんよう【顕揚】功績などをたたえて世間に広く知らせること。 顕彰。VIIIけんよう【顕要】地位などが高く重要であること。 また, その人やさま。「~な役職」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.